御園の里の田園徒然草

親から引継いだ小規模な田畑を耕作し、米と野菜をほぼ自給自足している中山間地域の住人です。 無理をしない田舎暮らしの様子を書き記しています。

芝生の手入れ(サッチング・エアレーション)

春が来て草木の花が咲く季節になりました。同時に雑草も芽吹く季節となり、庭の草木の手入れが始まります。芝が芽吹く前にする作業は、芝の枯れ葉の除去(サッチング)と空気穴開け(エアレーション)です。
枯れ葉の除去は、枯れ葉をスチール熊手で掻き集め、袋に入れて取り除きます。

サッチングで掻き集めた芝の枯れ葉です。

枯れた芝の中で咲いた雑草の花です。すみれの原種でしょうか。

空気穴開けは、パンチで芝生の地面に穴を空け、芝の根と共に抜き取った土を手で袋に入れ取り除きます。空気穴開けはスパイクで穴を空ける方式もありますが、我家は水はけが悪いので大きく深い穴を開けられるパンチ穴開けの方式としました。

エアレーションの直後です。 犬のウンコのように見えるのが抜き取った土です。

パンチ穴開け器です。

サッチングとエアレーションどちらも手作業ですが、袋に入れる作業が大変です。特にエアレーションで抜き取った土は、芝生に引っかかり箒・ちり取りでは集められず、手で拾い集め袋に入れるしかありません。

エアレーションで抜き取った土の拡大写真です。

田舎の家に良くあるパターンですが我家の芝生も広く26坪程有るので、エアレーションで抜き取った土を手で拾い袋に入れる作業で1時間ほど掛かります。大量のスギ・ヒノキの花粉が舞い散る中で四つん這いになり手で拾い集めるのは、花粉症を抱える我が身にこたえます。