御園の里の田園徒然草

親から引継いだ小規模な田畑を耕作し、米と野菜をほぼ自給自足している中山間地域の住人です。 無理をしない田舎暮らしの様子を書き記しています。

ナニワイバラ(難波茨) 花・トゲ・野生力

ナニワイバラが満開になりました。元々有った槙の生垣の合間に植えられたのですが、生垣の上部に白い花を一杯に付け和風の趣を洋風に一変させています。

槙の生垣に咲くナニワイバラです。

生垣の上を白い花一面にしています。

ナニワイバラはバラの原種の1つとのことで、原種の特性か病気害虫にやられることもなく薬剤散布とは無縁です。
原種らしく野性味溢れる大きく固いトゲを持っています。トゲは簡単に皮膚を貫き、誤って触れると非情に痛い思いをします。

このトゲに触ると痛い痛い。

原種の強さは根にも宿っており、固くて栄養の無い土でも根付きました。肥料を一切与えないのに茎を太らし枝を広げ毎年花を咲かせます。原種に宿る野生力でしょうか。

石ころゴロゴロの固い土にしっかり根を下ろしています。