御園の里の田園徒然草

親から引継いだ小規模な田畑を耕作し、米と野菜をほぼ自給自足している中山間地域の住人です。 無理をしない田舎暮らしの様子を書き記しています。

梅の実 GAP・農薬散布・動噴・タンク

梅の実が大きくなり出した時期は黒星病・アブラムシが発生しだす時期です。共に発生すると実に黒いススの様な斑点ができ商品として出荷できません。

生憎の曇天で良く見えませんが小さな梅の実がなっています。

JAグリーンセンター(産直センター)もGAP(アパレルのGAPでなくGood Agricultural Practicesの略)に準じており、出荷するためには栽培履歴を提出しなければなりません。
栽培履歴には使用農薬を記載する箇所があり、それそれの作物に適合した農薬が一覧に表示されます。
今回使用した殺菌剤はベンレート水和剤、殺虫剤はマラソン乳剤、展着剤はスカッシュ。これらを水に混ぜ散布します。

今回使った農薬です。

ラソン乳剤もベンレート水和剤も、JA栽培履歴に適合したものです。

JA向け栽培履歴の適合農薬の一部です。

梅の木は高いので、親の代から使っている動力噴霧(動噴)を使用しました。複数のレバー・ダイヤルが有り、使い方のメモと照らし合わせ操作・噴霧しました。

動力噴霧機(動噴)です。

動噴の噴霧圧調整ダイアルと始動・加圧切替レバー(右の赤いレバー)です。

梅の木x2本とバラ・トネリコの庭木に散布するだけなので30ℓで足りました。 タンクは200ℓ用なので30リットルは底から少し溜まるだけの量です。

下から3番目の黒い点が30ℓの印です。

動噴もタンクも購入から20年以上経っている筈なのに良くもつものだと常々感心します。